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糸の種類と撚り

糸は、原料により分かれ、絹糸・綿糸・毛糸・化学繊維などがあります。
 
紡績する時、繊維を混ぜ合わせて紡績した糸を混紡糸と呼びます。
また、紡績するときに1種類の繊維で糸を作り、その後、他種類の糸とより合わせて作った糸を混撚糸と呼んでいます。

 
糸はこの他にも光る金糸・銀糸・ラメ糸や、伸縮性の大きな弾性糸・ゴム糸・毛虫のような毛羽をもつモール糸など用途によって多くの変化に富んだ糸が作られています。
 
紡錘状の太さむらがあったり、糸からループが出たりする糸を 「意匠撚糸」といいます。
意匠撚糸(いしょうねんし)は、テクスチュア(特殊な表面効果)を与え新しい変化をもたらします。
 
糸  

【撚りと合糸数】

「撚り」は、糸を丈夫にし、繊維を互いに絡み合わせて繊維の通り抜けを防ぐために重要な要素ですが、フィラメント糸では撚りが多くなるほど強度が低下してしまいます。
紡績糸は撚りが多くなるほど強度が増しますが、限度(飽和撚り)を超えると弱くなってしまいます。

 
撚り数は用途によって変わりますが、紡績糸では1インチ当たりの撚りの回数、フィラメント糸は1メートルあたりの撚り回数で表されます。
撚りは掛ける方向によってZ撚り(左撚り)とS撚り(右寄り)があり、一般には左撚りが用いられています。
 
糸は、繊維を揃え束ねて撚りを加えて作られています。
繊維を引き揃えた束が1本のものを単糸、2本以上の単糸を引き揃え撚り合わせた糸を諸糸(諸撚糸)といいます。
 
また、2本の単糸を撚り合わせた糸を双糸(二子糸)といいます。
3本の単糸を撚り合わせたものを三子糸といいますが、特殊な用途以外ほとんど使用されていません。
合糸数は、撚り合わされた単糸の数です。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月18日

ユニフォーム・衣類などの材料「糸」とは2

紡績に対し、蚕の繭から繊維を繰り、生糸をつくることを「製糸」といいます。
生糸は、撚りがなく繊維がお互いに密着した連続している糸のことです。

 
糸
 
繊維にもいろいろな種類がありますが、それからできる糸にも種類はさまざまです。
その種類は、綿糸、絹糸、ポリエステル糸といった繊維原料による区別があれば、綿や麻や動物の毛などのスパン糸(短繊維糸)、人工的に作り出したポリエステルなど化学繊維のようなフィラメント糸(長繊維糸)という形状による区別、または糸の撚り数や本数によって、単糸、撚り糸、意匠糸などに分けることができます。
 
糸を織りあげてつくる「織物」は、綿や化学繊維などの繊維の素材による区別から、織物の厚さや幅によって薄地織物、厚地織物に分けたり、あるいは染色方法や色柄によって、先染め織物、後染め織物、霜降り織物、縞織物、かすり織物、プリント織物などと分けることができます。
 
その他、仕上加工によっては、染め糸やガス焼き糸などと呼ばれるものもあります。
糸の用途の違いによっては、織物用原糸、家庭用ミシン糸、手芸用手編み糸、ニット用原糸、レース糸などに分けることができます。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月14日

ユニフォーム・衣類などの材料「糸」とは1

ユニフォームやその他衣類全般の基礎となる糸。
糸について数回に分けてくわしく説明していきましょう。
 
糸とは、「天然繊維および化学繊維を引き揃えて、撚りをかけた物のことであり、繊維が長く線状に連続したもの。毛糸・綿糸など短い繊維を紡績したものと、生糸・合成繊維など長い繊維からなるものがある。 編物・織物の直接の材料であり、また衣服を縫うのに用いる細長い物。」と説明できます。
 
衣服のほとんどは「繊維」からなります。
繊維は衣食住の衣だけではなく、昔から住の素材としても重要な役割を果たしています。
 
身近なところでは、カーテン、カーペット、テーブルクロスなどの居住空間にある繊維や電車や自動車のシートなどの乗り物にいたるまでありとあらゆる場所で私たちのまわりで利用されています。
 
カーテン・編物  
 
これら色々な場所使われている繊維はそのまま利用されているわけではありません。
繊維が糸になり、糸が織編物になることで、はじめて用いられるようになるのです。
 
繊維を糸にすることを「紡績」といいます。
「紡」とは撚り合わせることで、「績」は引き伸ばすことを意味しています。
 
繊維に撚りをかけることにより以下の効果を発揮します。
・ 糸の太さを維持する
・ 糸に丸みをつける
・ 弾力、伸度をもたせる
・ 均一性、収縮性、柔軟性、光沢を与える
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月11日

ポリノジック

ポリノジックは、レーヨンと同じようにセルロース系再生繊維です。
 
ポリノジックは平均重合度が450以上の結晶化度の高いレーヨンであり、レーヨンの欠点である水による収縮などを改善したもので「改質レーヨン」とも言われて
います。

繊維断面はフィブリル構造で、均一な円形で緻密です。
 
この均一の分子構造は、弾性にすぐれた特性を示し、通常のレーヨンに比べ吸水性が
低く、水中膨潤度が小さいので、寸法定性(洗濯や着用などで収縮しない)は向上
します。
 

【特性】

ポリノジック ・ 絹のような光沢があり、ドレープ性にも優れている。
・ 弾性に優れ、寸法安定性が非常によい。
・ 強いコシとハリがあり、耐アルカリ性。
・ 熱で軟化、溶融しない 。
・ 染色堅ろう度にもすぐれて、鮮やかに染まる。
・ 親水性なので油汚れは容易。
・ 洗濯による収縮や型くずれが少ない。
・ 混紡性がよい。

 

【用途】

ポリノジック単体では、ブラウスやワンピースなどに使用され、綿との混紡は肌着、夏用ウエアなどに使用されています。
 

【染色に関する事】

セルロース系再生繊維は、綿と同様に染色することができますが、綿に比べ非晶領域が多く染色性は良好ですが、染色液中での膨潤が大きいので、毛羽立ちやしわ、伸びの発生に注意が必要です。
 
 
   

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月09日

キャプラ

キャプラはレーヨンやポリノジックと同じくセルロース繊維(再生繊維)です。
原料をコットンリンター(綿の実から綿花を採った後に残る短い繊維)とし、銅アンモニア溶液で溶かしてつくられた繊維です。
 
キュプラとは「銅」という意味であり、別名「ペンベルグ」とも呼ぱれています。
 
キュプラは非常に細い糸ができていて、強度はあまり強くありませんが、光沢があり、しなやかで、肌触りもいいです。
 

【特性】

ドレーブ・ やわらかくしなやかなので、ドレープ性がある。
・ 吸湿性、放湿性がある。
・ 静電気の発生が極めて少ない。
・ 優雅な光沢を持っている。
・ 染色性が優れている。
・ 磨耗性や耐久性がレーヨンより高い。

【用途】

細い糸ができているので、トリコットや薄地の織物生地として使われます。
フィラメント糸が主体であり、ステープルも少し生産されています。
 
主に高級裏地・婦人用肌着などに多く用いられています。
防縮加工を施したものは、アウターウエアなどにも使用されています。
 

【注意事項】

・ ゴシゴシ洗ったり、強く絞らない。
・ 摩擦によって繊維が毛羽立ちやすい。(湿潤時に起き易いので、シミ等が付着した場合はこすらずに乾いたタオルで叩く。)
・ しわの発生にも注意を要する。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月04日

プロミックス

プロミックスプロミックスは1970年代に(株)東洋紡で開発されたもので、
動物性タンパク質のミルクカゼインにアクリル繊維の原料であるアクリロニトリルをグラフト重合(枝状に共重合させること)して作った繊維です。

 
ちなみに牛乳に含まれているミルクカゼインはミルク繊維ともいわれていて、100グラム作るのには、牛乳1.4リットルが必要となる
繊維です。
 
プロミックスは0.05gで長さが450メートルあるものを1デニールとします。
デニールは、合成繊維全般で使用されています。

 

【用途】

プロミックスは、シルクに似た適度な吸湿性と光沢があり、フォーマルドレスやパーティドレス、コート、スーツ、ブラウス、セーター、タオルなどに用いられています。
 

【特性】

・ やわらかい感触、光沢がある。
・ 吸湿性がある。
・ ぬめり感がない。
・ 耐光性がある。
・ 染色性がよい。
 

【染色に関する事】

たんぱく質を含有しているため、染色性がいいので、主に酸性染料を使いますが、直接染料、塩基性染料、分散染料でも染まります。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年06月01日

アセテート・トリアセテート

アセテートは水酸基74%以上、92%未満がアセチル化されている酢酸セルロースで
あり、トリアセテートは水酸基の92%以上がアクチル化されている酢酸セルロースです。
 
セルロースは天然の物であり、酢酸が合成品である事から、半合成繊維に分類されます。
アセテートにも種類があり、酢酸基の数で、ジ・アセテート(ジは2つの意味)とトリアセテート(トリは3つの意味)に分けられます。
 
一般にはアセテートはジ・アセテートのことをいいのと同時に、繊維としてもジ・アセテートが圧倒的に多く生産されています。
 
トリアセテートはジ・アセテートとほぼ同じ特性ですが、耐熱性の優れ、湿潤時の形態安定性など、より安定した性質を持ちます。
 
寝装品
 

【用途】

婦人服、高級寝装品、スカーフ、ベルベット、パーティ用のドレスなど幅広く使われ
ている。
また、アセテートはタバコのフィルターに使用されています。
 

【特徴】

・ シルクに似た光沢と深みのある鮮明な発色。
・ 比重はウールとほぼ同じで、やわらかな風合いと豊かな感触がある。
・ ハリ感やドレープに優れている。
・ 熱可塑性(熱を加えると、その形が固定される性質)があり、プリーツセツトなどに有効である。
・ 摩擦に劣る。
 

【取扱い注意事項】

・ 酸化窒素ガス(車の排気ガス、ストーブなど)でガス退色をおこす場合がある。
・ シンナーが含まれる溶剤(除光液等)により、溶けてしまったり、穴が開いたりする可能性がある。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年05月29日

ビニロン

ロープビニロンは、日本で発明された合成繊維です。
1939年・京都大学博士がポリビニルアルコールを原料にした合成繊維を作ることに成功し、1950年から工業生産され「ビニロン」と名付けられました。
 
ビニロンは、合成繊維の中では最も吸湿性があり、もめんによく似た合成繊維といわれています。
 
軽く、丈夫で耐候性にもすぐれていることから、農業用、工業用、漁業用など産業用資材として広く用いられています。

 

【特徴】

・ 特に摩擦に強い(綿やウールの3倍以上の摩擦抵抗力がある。)
・ 軽い繊維(比重が1.26~1.3でレーヨン、アセテート、ウール、綿などより軽い。)
・ 耐光性に優れている
・ 綿に似た感触をもち吸湿性がある(温度が上がると12%まで水を吸収する。)
・ 繊維自体の抵抗力が強い(腐ったりカビや虫害を受けつけない。)
 

【用途】

衣料用としては、作業服や学生服に用いられていまいしたが、染色性や湿熱寸法安定性などに問題があったため、現在では主に高強度、低伸度、高弾性を生かしてホース、ロープ、工業用ベルトなどの産業用資材として多く用いられています。
 
水産分野では、吸水性、親水性が必要とされるわかめや海苔などの藻類繁殖に使われています。
 
農業資材としては、親水性、高い熱吸収、熱板射性から寒冷紗など、軽量で耐候性がよいので、防虫防鳥用の果樹ネットなどに使われています。
 
土木建設分野では、高強力ビニロンがコンクリート補強材として使われています。
 
特殊なものとして、育苗移植用のペーパーポットはバルブと親水性ビニロンからできていて、育苗中は形態を保持し、移植後は土中で分解されます。
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年05月25日

ポリウレタン

ポリウレタンは1959年デュポン社により開発され、日本では1963年から生産されて
います。
 
現在のポリウレタンは、ゴムのように伸ぴ縮みする弾性繊維であり、5倍以上もの伸縮回復力がある繊維です。
 
この特性を活かし、最近では、ジャケットやパンツを始めとするストレッチ素材の多くがこの繊維を使用しています。
他の製品としては、シャツ・ブラジャー・ガードル・水着・ファンデーション・水着・靴下など幅広く用いられています。
 
 
製品
 
 

【特徴】

・ 天然ゴムのような伸縮性がある。
・ 天然ゴムにはない染色性がある。
・ 温度や湿度の急な変化にも、素材性能は安定している。
 

【問題点】

・ 染色性はあるが弱い。
・ 熱や薬品、紫外線により変退色がおこる。
・ 水分で加水分解を起こし、弾力性が低下する。
・ ポリウレタン繊維の寿命は、短く製造時から3年程。
 

【取扱い注意事項】

・ 水洗いの場合、強もみ洗いは避ける。
・ 洗濯機洗いの場合はネットを使用する。(「ねじれ」による変形予防)
・ スチームアイロンやタンブラー乾燥は避ける。
・ ドライクリーニングは石油系がよい。
・ ポリエステルとの混用素材でのドライクリーニングは淡色部への汚染の恐れがある。
 
 
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年05月21日

アクリル

アクリルの主原料は、アクリロニトリルという石油から作られていて合成繊維となります。
 
アクリルは、軽く、ふんわりと柔らかく、適度な保湿性と温かな肌触りは合成繊維の中で一番ウールに似た風合いを持っています。
また染色堅ろう度が非常によく、鮮やかな色彩織物や編物を容易に作れます。

 
アクリルは、ウールの分野において大きく進出していますが、その中で特に性能が生かされているのがニット製品(セーター・靴下など)です。
アクリルには他にシルクに似た長繊維(フィラメント)があります。
 

ぬいぐるみこの他、服地、毛布、ぬいぐるみなどに利用されています。
 
アクリルは、ウールの分野において大きく進出していま
すが、その中で特に性能が生かされているのがニット製品(セーター・靴下など)です。
  アクリルには他にシルクに似た長繊維(フィラメント)があります。
 
この他、服地、毛布、ぬいぐるみなどに利用されています。

 

【特徴】

・毛よりも軽い。
・ふっくらと暖かく、保温性が良い。
・シワになりにくい。
・紫外線に、ほとんど影響を受けない。
・薬品に強く、カビや虫害を寄せ付けない。
・発色性が良く、好みの色に染められる。
・ピリング(毛玉)が発生しやすい。
 

【注意点】

ニット製品は、スチームアイロン等や乾燥時に伸ぴやすい。(スチームアイロンを浮かせながら蒸気を軽く当て、形を整える程度で行う。)
※洗濯時はパスタオルで水気を十分吸って、風通しの良い所で平干ししましょう。伸びやすいので収納時にはハンガー吊りを避け、たたんでください。
   
 

Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年05月18日

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