ビニロン
ビニロンは、日本で発明された合成繊維です。
1939年・京都大学博士がポリビニルアルコールを原料にした合成繊維を作ることに成功し、1950年から工業生産され「ビニロン」と名付けられました。
ビニロンは、合成繊維の中では最も吸湿性があり、もめんによく似た合成繊維といわれています。
軽く、丈夫で耐候性にもすぐれていることから、農業用、工業用、漁業用など産業用資材として広く用いられています。
【特徴】
・ 特に摩擦に強い(綿やウールの3倍以上の摩擦抵抗力がある。)・ 軽い繊維(比重が1.26~1.3でレーヨン、アセテート、ウール、綿などより軽い。)
・ 耐光性に優れている
・ 綿に似た感触をもち吸湿性がある(温度が上がると12%まで水を吸収する。)
・ 繊維自体の抵抗力が強い(腐ったりカビや虫害を受けつけない。)
【用途】
衣料用としては、作業服や学生服に用いられていまいしたが、染色性や湿熱寸法安定性などに問題があったため、現在では主に高強度、低伸度、高弾性を生かしてホース、ロープ、工業用ベルトなどの産業用資材として多く用いられています。水産分野では、吸水性、親水性が必要とされるわかめや海苔などの藻類繁殖に使われています。
農業資材としては、親水性、高い熱吸収、熱板射性から寒冷紗など、軽量で耐候性がよいので、防虫防鳥用の果樹ネットなどに使われています。
土木建設分野では、高強力ビニロンがコンクリート補強材として使われています。
特殊なものとして、育苗移植用のペーパーポットはバルブと親水性ビニロンからできていて、育苗中は形態を保持し、移植後は土中で分解されます。
Posted by レンタルユニフォーム.jp : 2009年05月25日






